Lサイズ食べてみたい …… !
おなじみのごはんのおとも「のりたま」。サクサクとした食感でご飯がすすむあのふりかけを、自由すぎる発想でリメイク !
ある大学教授が紹介した作品が、SNSで4万6000件の「いいね」を集めるほど話題になっています。S・M・Lで違いがあるそうなのですが …… 。
話題になっているのは、東京造形大学で教授を務め、グラフィックデザインについて教えているカイシトモヤ(@room_composite)さんが10月4日にX(旧Twitter)に投稿した作品です 。
カイシさんが「学生からオリジナルの ? のりたまふりかけをいただきました」と添えて紹介しているのは、S・M・Lと表記された「のりたま(サンプル)」です 。
学生からオリジナルの?のりたまふりかけをいただきました。SMLと記載してたので容量の違いと思いきや、解像度が3つ違うのりたまだった、、、。pic.twitter.com / roU0KykfOe
のりたまといえば、海苔と卵を使った国民的なふりかけで、食品メーカー・丸美屋の人気商品 。
表を見る限りSとMとLでいったい何が違うのか … … ちょっとわかりませんが、この作品はサイズではなく、「解像度」が違うとのこと 。 その答えはひっくり返すと明らかになりました 。
表記の意味は粒の大きさ!本家の構成はそのままに、粒の大きさだけ変えちゃったみたいです 。
Mはいつもの「のりたま」見慣れた細切りの海苔とコロコロとした卵が特徴的です 。
Sはそれをすべて粉々に踏みつぶしたような … … 粉 ? そしてLサイズはすべてが規格外の塊ともいえるサイズ。発想が斬新すぎる 。
Xでは 、
💬 「 面白い発想ですね 」
💬 「 どれもうまそう 」
💬 「 Lがカップラーメンのかやくにしか見えない 」
💬 「 Lのいさぎよさが素晴らしいですねw 」
などの反応が出ました。3種の中で一番粒が大きいLサイズに対して、ツッコミや笑ったという声が多く寄せられていました 。
それにしてもこの「のりたま」はなぜ作られたのか …… ? Lサイズの作り方も気になった編集部は、カイシトモヤさんと製作した学生・ななはたちさんに詳しい話を聞きました 。
先生と学生のお二人に取材すると……
――「学生からいただきました」とありましたが、どのような経緯でもらったのでしょうか ?
カイシトモヤさん:大学のデザイン制作の課題で「SML」というテーマが与えられており、その完成品をプレゼントとしていただきました 。
――なぜ「のりたま」を作ろうと思ったのでしょうか ?
ななはたちさん:課題で、ふりかけの大きさが変わったら面白いのではと思ったからです 。
――それぞれはどのようにして作ったのでしょうか 。
ななはたちさん:Lサイズの素材は元々の「のりたま」の材料を参考にスーパーに行ったり、身近にある食材から探したりしました 。
カイシトモヤさん:Mサイズはもともとののりたま、Sサイズはそれを粉々に粉砕して作ったそうです 。
――試食はされましたか ? サイズによる食感や味の違いをお聞きしたいです 。
カイシトモヤさん:Lサイズは食感が強く感じられて意外とおいしく感じました。Sサイズはご飯によくからみましたが食感が全く感じられずあまりおいしく感じませんでした 。
大きさによってここまで食感や味に変化があるということは驚きでした。ふりかけを通じて「食の体験をデザインする」ことのヒントになりました 。
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食べづらいかと思われたLサイズですが、「意外とおいしい」とのことでなおさら気になります。いつか商品化される時を楽しみにしています !
実際に白ごはんにかけて食べたら、右の低npi(=のりたま per inch)のやつが食感が強くてめっちゃ美味しかった!左の高npiのはふりかけというより味付きご飯食べてるみたいでした 😇 https://t.co / BmaOPtI67d