「 世界一辛い唐辛子」として2017年にギネス世界記録を更新。辛さを計測する単位「スコヴィル値」は平均164万SHUと、ハバネロの3〜6倍にもなります

9月26日夜、Yahoo!リアルタイムのトレンド1位に「キャロライナリーパー」という言葉が浮上しました 。

この日、X(旧Twitter)に掲載されたナガノさん(@ngntrtr)の人気漫画『ちいかわ』最新話で、激辛唐辛子の「キャロライナ・リーパー」が登場したからでした 。

キャロライナ・リーパーのイメージ写真(Getty Images)

🌶 pic.twitter.com/9uCgAQDo3f

ギネス世界記録を更新した「カロライナの死神」

話題となったキャロライナ・リーパーとは、アメリカのトウガラシ栽培家エド・カリーさんが品種改良で生み出した。唐辛子の品種です 。

「 カロライナの死神」を意味しており、サウスカロライナ州で開発されたことと、形状が死に神(リーパー)の鎌に似ていることにちなんで名付けられました 。

この唐辛子を使用した激辛ラーメン『麻辣麺エンペラー』を販売していた花研のプレスリリースによると、かつてギネス王者だった「ブート・ジョロキア」と、スナック菓子でも有名な「ハバネロ」の交配によって生み出されたもので、「世界一辛い唐辛子」として2017年にギネス世界記録を更新しました 。

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カプサイシン含有量が多く、果実に触れただけで手が腫れ、痛みを感じるほど危険性が高いといわれており、調理の際には、防護服を着用する人もいるそうです 。

東京新聞によると、辛さを計測する単位「スコヴィル値」は平均164万SHUと、ハバネロの3〜6倍にもなります。同紙の松島京太記者は、1円玉サイズの乾燥キャロライナ・リーパーをかじった結果を以下のように報告しています 。

<「あれ、案外辛くないな … 」と拍子抜けした数秒後、舌と喉に「辛み」ではなく「痛み」が走る。汗、涙、鼻水。それらが全身の穴から噴き出すのを感じながら、「げほげほ」とせき込んだ。>

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「いしがきミュージックフェスティバル」のタイムテーブルより(一部を強調)