めったに見られない機会 ! においもかいでみたいかも …… ! !
東京都文京区の小石川植物園で「世界最大の花」と呼ばれるショクダイオオコンニャクの開花が迫っています。公式X(旧Twitter)が13年ぶりとなる開花が近いことを報告。「行きたい」「楽しみ」などと話題になっています 。
ショクダイオオコンニャクはインドネシアのスマトラ島に自生するサトイモ科の植物で、世界最大級の花を咲かせます 。

世界でも開花例は極めて少なく、小石川植物園でも2010年7月以来13年ぶり。2010年に咲いた時も19年ぶりでした 。
同植物園をもつ東京大学大学院の発表によると、ショクダイオオコンニャクは奇妙な見た目で、開花時に腐った肉のような強烈なにおいがします 。
このことから、イギリスの王立園芸協会から「世界で最も醜い花」にも選ばれているとのこと 。

開花が始まって4時間後に花が完全に開花し、この時のにおいが最も強烈になるそうです。さらに開花が始まってから8時間くらいで、腐った魚のような匂いが加わるといいます 。
公開温室のショクダイオオコンニャク Amorphophallus titanum ( Becc . ) Becc . に花芽がついたことが確認されました。無事開花すれば当園では2010年以来13年ぶりとなります。今後成長の様子を更新していきますのでお楽しみに!#小石川植物園#サトイモ科pic.twitter.com / yZONxKuiaG
植物園のXアカウント「【公式】東京大学大学院理学系研究科附属植物園(小石川植物園)」(@bg_utokyo)は11月に開花の可能性があることを発表 。

12月3日には全長2メートルを超えたことを伝え、本来休園日である12月4日(月)にも「開花が近い」として臨時で開園しました 。
小石川植物園は日本で最古の植物園で、NHK連続テレビ小説「らんまん」でも主人公が研究拠点にしていたことが話題になりました 。
今朝(9:30 AM)のショクダイオオコンニャクです。展示正面、向かって左、向かって右の3方向から撮影した写真を並べてみました。全長の測定結果は202cmとなりついに2mを超えました!#小石川植物園pic.twitter.com / zhBAAGsX4b

【 本日臨時開園】月曜日は通常閉園ですが、ショクダイオオコンニャク開花が近いことから臨時開園しております。紅葉も見頃ですので是非ご来園ください。#小石川植物園#紅葉2023#ショクダイオオコンニャク
今日のショクダイオオコンニャクの様子です。左が午前(8:00 AM)、右が午後(4:00 PM)に撮影した写真です。日中あまり大きな変化は見られませんでした。全長の測定結果は206cmでした(4:00 PM)。https://t.co/0tUwcnnMfX#小石川植物園pic.twitter.com / EfbZoCYlT0
ネットの反応は……?
開花が近いとの投稿に、ネット上では
「 これはたのしみ … ! 」
「 クサそう 😅 」

「 毎日チェックしてる 」
「 内側の色が見えてきたー 👀 ✨ 」
「 いいな!!見た!!行こうかな ! 」

などの反応が集まっています 。
今日放送された連続テレビ小説「らんまん」(NHK)。園内での撮影シーンです。#小石川植物園#朝ドラらんまん#牧野富太郎pic.twitter.com / hpo2OTvnQ9
12月8日、開花(追記)
小石川植物園は12月8日、開花を発表しました 。
ショクダイオオコンニャクが開花しました!!#小石川植物園pic.twitter.com/3hcM0JFcrb