A.B.C - Zの河合郁人とABCテレビのアナウンサー・古川昌希が、大阪府高槻市の川にある巨大なおもちゃのブロックのような物体の謎に迫った 。
A.B.C - Zの河合郁人とABCテレビのアナウンサー・古川昌希が、関西ローカルで放送中の報道・情報番組『newsおかえり』(ABCテレビ)のワンコーナー、「古川×河合のなんでやねん!?」で大阪府高槻市の川にある巨大なおもちゃのブロックのような物体の謎に迫った 。
道行く人々に応援されてやる気満々の2人だったが、序盤から大ヒントを見落とす致命的なミスを犯してしまい …… ! ?
謎解きロケの舞台は、高槻市の中心を流れて淀川に繋がる一級河川・芥川 。
芥川には、四角い土台に3つの突起がついた、おもちゃのブロックのような巨大な物体がある。この謎のブロックを調査することになった河合と古川アナは、道行く人々に「100点ね~」「頑張って~」「0点アカンよ~!」と調査結果の採点に向けて応援され、やる気満々だ 。
河合と古川アナがブロックを観察していると、近くの和菓子店の従業員からエールが。「応援しています!」「100点取ってください!」と従業員からどら焼きをもらい、2人は大喜び 。
「 なんとしてでも100点を取らなければ!」と気合いを入れたが、実はこの時に重大なミスを犯していたことに気付かなかった …… 。
やがて河合と古川アナは、芥川の由来になった阿久刀(あくと)神社へたどり着き、「謎のブロックは、水害で流された阿久刀神社の石灯籠の跡」と予想する 。
一見“正解っぽい推理”ではあるが、歴史探訪プランナー・森なおみさんに確認してみると … … 神社と謎のブロックは無関係だと判明 ! 「 なんかアンポンタンになっていますね~」と森さんからイジられてしまった 。
森さんいわく、謎のブロックは橋脚とのこと。過去に起きた高槻市を巻き込む非常に大きな出来事と深く関係しているらしい 。
その「大きな出来事」と「橋の正体」がわかれば100点をゲットできるということで、河合と古川アナは再びやる気に ! そんな2人に森さんは、「焦らない!」「まだ今日は暑いから、ちゃんと水分を摂って塩飴を舐めて調査してください。でも、塩飴を舐めてもナメた答えを出さんように!」などとツッコミまくった 。
森さんが言う「芥川沿いを歩けば見つかるドンピシャのヒント」を求めてさらに調査することになった河合と古川アナ 。
するとついに、そのヒントらしきものを発見 ! 彼らが見つけたのは、殉職した陸軍工兵上等兵・北野小一郎氏の石碑だ 。
石碑によると、昭和10年6月29日に豪雨で芥川が氾濫寸前になったのだそう。その時に、北野氏は堤防の決壊を防ごうとしたが、濁流に飲まれて命を落としたという 。
この石碑から河合と古川アナは、問題である大きな出来事は「昭和10年6月29日の豪雨による芥川の増水」、橋の正体は「周辺住民の移動手段だったもの」と最終的に予想した 。
自信ありげな2人だったが、森さんの評価はまさかの100点満点中30点!「ユルい ! ユルすぎ!」と、河合と古川アナはまたまたイジられてしまった 。
「 大きな出来事」=増水は正解だが、橋脚が関係するのは芥川ではなく、その奥にある淀川だった 。
森さんいわく、芥川が淀川と合流する地域・大塚地区の堤防が、大正6年に台風の影響で決壊し、高槻市だけでなく大阪市までもが甚大な被害に遭ったのだそう 。
堤防が決壊した後は、補修工事をしなければいけない。工事に必要な土砂を、当時トロッコ列車で運んでいた。そのトロッコ列車が芥川を渡るための橋脚が、あの謎のブロックだったのだ 。
ちなみに、その工事の詳細が書かれた「ドンピシャのヒント」があったのは、河合と古川アナがどら焼きをもらった和菓子店の目の前 ! ハッキリ書かれてあったのにもかかわらず、2人は見逃してしまったのだ 。
森さんにツッコまれまくり、反省するも最終的に責任のなすりつけ合い(?)をした河合と古川アナ 。
彼らが謎のブロックを調査した情報番組『news おかえり』の人気コーナー「古川×河合のなんでやねん!?」9月19日放送回は、動画配信サービスTVerにて無料配信中だ。なお『news おかえり』は、毎週月曜~金曜午後3時45分よりABCテレビで放送中 。
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※本記事は朝日放送テレビ株式会社が運営する『ABCマガジン』の記事を再構成して配信しています 。