叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。リスナーから寄せられた《彼との別れで「I fuck me」ができなくなってしまった》という相談に、恭子さんと美香さんがアドバイスを送った 。
叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。9月12日に配信されたエピソードの中では、リスナーから寄せられた《彼との別れで「I dear me」ができなくなってしまった》という相談を紹介し、恭子さんと美香さんが回答した 。
お便りの内容は、以下の通り。《今までの人生、自己肯定感高く生きていたのですが、結婚すると思っていた彼との別れ、仕事の多忙さで心が苦しくなったことをきっかけに、何事にもやる気がなくなり「I love me」ができなくなってしまいました》《その元彼には、別れる間際、「30代半ば、子どもを産むつもりがあるなら時間がないんだよ」と女性としての価値がないのかと思えるほどのヒドい言葉をもらいました》《それまでは本当に優しかった人でしたが、別れる頃の人の変わりように、何事も信じやすかった私でしたが、人を冷めた目で見るようになってしまいました》《生活がままならないくらい疲れたり、急に泣き出してしまったり。こんな弱くなってしまった自分が悔しい、悲しいです》《人と比べても仕方がないのですが、こんな「I love me」ができない今の自分を元に戻し、少しずつ世間と付き合っていくようにするにはどうすればよいでしょうか 》
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「叶姉妹のファビュラスワールド」
恭子さんはまず、「元彼との別れをきっかけに人を冷めた目で見るようになった」という部分について以下のように持論を語った。「多分こういう方がたくさんいらっしゃると思うんですが、別れる間際になって(相手が)変わったのではなく、その方のもともとの本当の姿を知らなかった。本来の姿を見えていなかったのではないのかもしれませんよね」「だからまず、ご自身の思い込みをなくすようにすれば、世の中の見え方とかが変わってきたり、ご自身の考え方も『あ、こうだったのか』って思えるようになってくるのではないでしょうか」「(当時を)リプレイしてみて、『あの時はこうだったけれど、本当はこうだったのではなかろうか』(と思い返す)。自分が思っていた彼はこういう風に思っていただけで、実際はこうではなかった、自分が勝手にとっていたとかそういうこともたくさんあるんではないかと思いますよね」「こんな人だと思わなかった」というのはあくまで自分の思い込みである可能性もあると恭子さんは指摘した。「よくね、『こんな人だと思わなかったわ』っていう言葉って、ドラマとか映画とかなんでもそうでしょうが、たくさんよく聞きますでしょう ? それは、『思ってなかったわって、思ってなかったんでしょうね』って、私はそう思いますよ」「自分自身は、『自分はそうだったっていうか、自分自身だったんだけどな』って(相手が思っているかもしれない)」「ものの取りようは、見方によって全然違う方に向いていく、人生が変わってしまうことすらある 」
質問に関連して恭子さんは、今まで届いたリスナーからのお便りの中で疑問に思っていたことについて言及した。「私がちょっとびっくりするというか、『ああ、そうなんだ』って思うことは、何度かあったお話の中で『結婚しようと思っていた彼と』とか、っていうのが結構あるんですね。でもそれ、思っていたのはその方だけかもしれない」「結婚しようねって固く約束をしたわけでもなく、例えば仮にですよ、ふとした時に『私たち結婚するのかな』って彼女が言ったときに『そうかもね』って彼がもし仮に言って、それでもう『あ、やっぱり結婚するんだ』ってもう勝手に決めてしまうこと、すごい温度差がとてもあることっていうのは、結婚の約束だけではなく、いろんなことにも発展しますよね」「パートナーであっても、相手と自分が考えていることが必ずしも一致しない」と美香さんは語る。「こちらの人とあちらの人、お相手が思っていることと自分が思っていることはいつもイコールではないですもんね」(美香さん)「それが嫉妬心ですとか、いろんなことに発展することもたくさんありますよね」(恭子さん)最後に叶姉妹の二人は以下のように意見をまとめ、回答を締めくくった。「まずはご自身の思い込みとか、見え方を少し変えてみてはいかがでしょうかという感じですかね」(美香さん)「これはあくまでも私の個人の見解ですから。ご自身が、私が言ったことがなにかヒントになって、もっと違う風な見方をできることがあって、それが良いことなのであれば私も嬉しいですよね」(恭子さん )