「 なんだこれなんだこれ ! めっちゃ楽しそう」と新鮮な驚きを見せる人もいる一方で、「昔は文具店や駄菓子屋で100円くらいで売ってました」と懐かしむ声も出ていました 。
ダイソーで買ったという不思議な定規で、幾何学的な曲線を描く動画がSNSで注目を集めています 。
Damisu(@heruheru3)さんは10月3日、「こんなおもしろい体験、人生初なんですけど!?!?なんで今まで誰も教えてくれなかったんでか!!!???」と、興奮気味に動画をX(旧Twitter)に投稿しました 。
この動画では、歯車のようなギザギザの円がいくつも並んだ「デザイン定規」を使い、キレイな幾何学模様を描いて見せました 。
「 なんだこれなんだこれ ! めっちゃ楽しそう」と新鮮な驚きを見せる人もいる一方で、「お祭りの露店でもこれよく売っていなかったっけ?買った時は結構夢中になりました」「昔は文具店や駄菓子屋で100円くらいで売ってました」などと懐かしむ声も続出。約2万9000件の「いいね」が集まりました 。
紙の上で大きな円形の穴に小さな円を入れます
小さな円の穴にペン先を入れてグリグリと回すと……
あら不思議!あっという間に幾何学的な模様ができました
小さな円を外すとこんな感じ!
不思議な図形が描ける「スピログラフ」とは?
この「デザイン定規」と同様の物はスピログラフという商品名で知られています 。
日本大百科全書によるとスピログラフは、プラスチック製の歯車とボールペンを組み合わせた教材玩具のこと。イギリスの電気技師フィッシャーさんが1965年に考案しました 。
歯車の組み合わせと、ボールペンの先を入れる歯車の穴を変えれば、複雑な幾何模様が無限に変化して描かれるそうです。誰にでも精巧な絵が自由に描けるところから売り出しと同時に、イギリスを中心にヨーロッパで人気を呼びました。日本でも1967年から流通しているそうです 。
動画を投稿したDamisuさんにお話を聞きました
普段はレトロゲームの音楽をFM音源で打ち込むなどの活動をしているというDamisuさん。今回の動画についてお話をうかがいました 。
――スピログラフを使ったのは今回が初めてでしたか 。
これが初めての体験です 。
――なぜこの商品を購入しようと思ったのでしょう 。
存在自体は知っていましたが、何に使うものかは知りませんでした。少し前にブレイクした漫画『ハイパーインフレーション』で、どのように使うかを初めて知りました 。
――使い方を知ったのは本当に最近だったんですね。存在自体はいつごろから知っていましたか 。
小学生のころには存在を知っていたと思いますが、そのころは謎の定規があるな、という印象でした 。
――実際に試してみた感想は 。
人の手でここまで精密な模様が書けることに感動しました 。
――約2万9000件の「いいね」がつくなど大きな反響を呼びました。ネットの反応で印象深かったことなどはありましたか 。
多くの反響の中で、昔から知ってた人と初めて知った人にきっぱり分かれていたことが興味深かったです。コレをきっかけにこの楽しさを体験してみるといいと思います 。
Damisuさんが投稿して話題になったスピログラフ風の定規の動画
こんなおもしろい体験、人生初のなんですけど!?!?なんで今まで誰も教えてくれなかったんですか!!!???pic.twitter.com/29cABEJacr