東京・秋葉原の電気街に近いことで知られる神田明神。「ルンバが走っててもなんか納得がいくんだよな … 」という声も 。
伝統ある神社の神事で大掃除を担当するロボット掃除機「ルンバ」たち。その健気な姿がSNSで話題になっています 。
本日神田明神で煤納めが行われました。今年はルンバが活躍していました。pic.twitter.com/L0L6jazW8n
奈良時代の創建と伝えられる神田明神(東京都千代田区)。その社殿などで12月12日、年末の大掃除に当たる「煤(すす)納め」と呼ばれる儀式が行なわれました 。
この様子を撮影した動画を、千代田区(@chiyoda_city)の公式アカウントがX(旧Twitter)に投稿しました 。
天井のほこりを落とす神主さんや巫女さんの足下で、キュイーンと音を出しながら移動しているのは10台のルンバたち 。
一斉に動いて、床のほこりを吸い込んでいます。最先端なのに神秘的な光景に6万2000件以上の「いいね」が寄せられています 。
神田明神といえば、秋葉原の電気街が近いことから「IT情報安全守護」というお守りがあるなど、IT関連の御利益で知られています 。
そのため「神田明神ならルンバが走っててもなんか納得がいくんだよな … 」という声がSNSでは上がりました 。
このほか陰陽師が使役する鬼神「式神」になぞられて、「現代版式神」という声や、伝統宗教とテクノロジーの融合を「日本のこういうポストモダンな所好き」と歓迎する声も出ていました 。
メーカーの公式アカウントも投稿。「皆さんが払ったホコリを掃除できてルンバ も大満足そうです」
なお、ルンバの発売元であるアイロボットジャパンの公式アカウント(@iRobot_Style)も12日、今回の動画をリポストしました 。
その上で、神田明神の煤納めへの参加は、「ルンバのお助け大掃除 」 プロジェクトの第1回と明かした上で、「社殿、神楽殿を一生懸命床掃除」「皆さんが払ったホコリを掃除できてルンバ も大満足そうです」と投稿しています 。
/#神田明神の煤(すす)納めへ10台のルンバが出動 ✨ \#大掃除の時期 💡 少しでもお役に立てるように「#ルンバのお助け大掃除」プロジェクトが始動!第1回目は神田明神さんの煤納めをお手伝い!社殿、神楽殿を一生懸命床掃除 ✨ 皆さんが払ったホコリを掃除できて#ルンバも大満足そうです 😊 https://t.co / Rv672QHqMO